和上ホールディングス採用担当
これからの時代は「アリ」よりも「キリギリス」?

イソップ物語の「アリとキリギリス」
イソップ物語に、「アリとキリギリス」というお話があります。
アリ達は冬に備えて夏のうちから食料を蓄えるためにコツコツと働く一方で、キリギリスはバイオリンを弾きながら歌って過ごしていましたが、冬になって食料がないため困ってしまい、アリに助けを求めるというストーリーです。
最終的に、キリギリスはアリ達に食料を分けてもらうことができず、飢えて死んでしまうというなかなか厳しい終わり方となっています。
現代ではそれぞれのタイプの長所と短所が変わってきている
日本では昔からコツコツ働くことが美徳とされ、キリギリスのような楽しく自由に生きているタイプは怠け者というレッテルを貼られる傾向がありましたが、現代ではそれぞれの長所が短所となり、短所が長所となってきています。
どういうことかというと、情報技術などの発達により情報の流れや流行の移り変わりなど、全ての動きが一昔前よりも格段に速くなってきています。
そのため、アリのように知識を貯めこんでから使うタイプよりも、とりあえず行動して使っていれば知識になるだろうと考えているうえ、古くなった知識はどんどん捨てて新しく必要になった知識を積極的に取り入れて使っていくことを繰り返すキリギリスタイプが活躍する社会に変わってきているということです。
また、一般常識や慣習や通例を絶対視し、足並みを揃えることを重視して頭一つ抜けることを考えないアリタイプよりも、何をどうすればいいか自分で考えて、必要なことはどんどん取り入れて行動できるキリギリスタイプの方がチャンスを掴んで飛躍しやすくなってきているともいえます。
AI技術の発達に伴い、仕事に対して遊び心や情熱を持った人が必要とされる
この流れをさらに後押ししている背景に、AIの存在もあります。
作業内容が同じような内容で足並みを揃えてやればいいことや、ただコツコツと働けばいいような仕事は、人間の代わりにAIがこなすようになってきています。
この流れは、AI技術の発達に伴ってさらに加速していくと思います。
従って、これから必要とされる人というのはコツコツと働くだけではなく、好きなことを仕事にしていたり、やりたいという気持ちを持って自発的に行動できるなど、仕事に対して遊び心や情熱を持った人だと考えられます。
最近では社会の意識が少しずつ変わり、完全なキリギリスタイプの他にも、キリギリスの性質をいくらか持ったアリタイプなど、考え方が変わってきていると感じています。
しかし、意識が少しずつ変わってきているとはいえ、前例や慣習を尊重して変わるよりもリスクを恐れ、貯めこむことが主でなかなか使うことができないアリタイプがまだまだ多いのが現状であるとも感じています。
和上ホールディングスの代表である石橋からのメッセージはこちらから
和上ホールディングスは、お互いの個性を尊重し全体の成長に繋がればと考えています
アリタイプが多い組織では、人とは違った考えとチャレンジ精神を持ったキリギリスは足を引っ張られてしまい、大きく飛ぶことはかなり困難なケースが多くあります。
それは非常にもったいないことですし、楽しく仕事をすることとは程遠いものです。
和上ホールディングスは、人はそれぞれ違う個性を持っているのだから、お互いの個性を尊重してそれぞれがジャンプをし、結果として全体の成長に繋がればいいと考えています。
そのためにも、社員一人ひとりが元気に育っていける土壌になれるように継続して頑張っていきたいと思います。
仕事に対して情熱があるのになかなか上手くジャンプできる環境にない方は、私達と一緒に飛びましょう!