和上ホールディングス採用担当
自分磨きのひとつとして、お酒をきれいに飲めるようになることもありだと思います

お酒をきれいに飲める人は一流
お酒をきれいに飲める人は一流である、という言葉を聞いたことはないでしょうか?
お酒をきれいに飲むとは、たくさん飲めるとか、教科書通りのきれいな作法が身についているなどといったことではありません。
ストレス解消のためや、現実逃避のためのお酒ではなく、お酒の席を品よく楽しむというものです。
例えばお店が混んでいる時に別の客が来た場合、こちらが先に来ているのだから待たせておけばいいではなく、席を空ける気遣いができたりすることです。
また、自分だけが楽しむことを優先したり、楽しませてもらうことだけを考えるのではなく、周りが楽しんでいるかどうかに気を回すことができることも、きれいにお酒を飲めることに該当します。
お酒を飲んでいる時こそ、その人の本質がでてくる
さらに深く突っ込むと、お酒を飲んでいる時こそ、その人の本質が出やすいものです。
普段はきちんとしているのに、酔いが回ってくると部下や店員に横柄な態度を取り始める人がいます。いわゆるボロが出るというものです。
きれいな飲み方ができる人とは、酔いが回っていたとしてもきちんとした立ち居振る舞いができ、周りを不快にさせることをしない人、つまり内面が洗練されている人ともいえると思います。
どちらのタイプの人と一緒に仕事をしたいかは、一目瞭然ですね。
普段はどんなに取り繕っていても、ふとした行動にその人の品性や本質が表れるものです。そして、人間性を磨いている人ほど「なんだかこの人、良い感じだな」と思わせる雰囲気が出ている場合が多いです。この人に付いていこうと思わせる、男が惚れる男というものです。
そういう人ほど人を引き付ける魅力があり、仕事のうえでも協力を得やすく、成功しやすい傾向があります。
これは、老若男女問わずいえることです。
自分磨きは外見だけでなく内側から
自分を磨くというということは、外見を良く見せるためにブランドものを身に付けたり、ただ単に身だしなみをきれいにするだけではまだ足りないと思います。
内面が磨かれていて、他人への接し方やちょっとした所作に気遣いが見て取れる、人となりの良さが表れることが「粋」であり、それができている人が一流になっていけるのではないかと思います。
なので、 自分の思う成功を手に入れたいならば、自分磨きとしてボディメイクや教室に通うこともいいことですが、立ち居振る舞いや内面を磨いて、「なんかこの人いいな」と惚れさせるような粋な人を目指すのもいいと思います。
そのための練習として、お酒を通して学ぶというやり方 もあります。お酒を通した学びといっても、高級クラブに通う必要はありません。
居酒屋でも、同僚はもちろん他の席も見渡してみると、なんかいいなと感じる人がいる場合があります。そのいいなと感じた人の立ち居振る舞いを観察して、できそうなものから実行してみるなどといった自分磨きも、面白いのではないでしょうか。